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2011年6月21日

今回は治療途中ですが通常のインプラントよりも多少難しいケースを紹介します。

患者さんは以前から通院されてる患者さんでインプラントにしたいが難しいケースなのでずっと迷っていらっしゃった患者さんです。

右上456が歯周病でグラグラしていましたがなかなか抜歯に踏み切れず抜歯した後も入れ歯にしようかインプラントにしようか悩まれていた患者さんでした。

今年に入りとうとう抜歯をしなければいけなくなりインプラントをする方向で治療を進めていくことにしました。

抜歯後のレントゲンです。
初診 パノラマ GBR前.jpg

この患者さんの問題点は骨が全く無いということです・・・。

インプラントか入れ歯か悩んでいた原因の1つです。

全く骨がなくこのままではインプラントは不可能です。

わかりやすく骨の状態をラインで示します。
GBR前 ラインあり.jpg

赤いラインが今の骨の状態で緑のラインが上顎洞なのでこれより上には骨がありません。

実際に骨があるのは赤と緑のラインの間のみ・・・ということになります。

治療計画は2回に分けて骨作りをしていくことにしました。

まだ治療途中なので1回目の骨作りが終わったところですがレントゲンを載せたいと思います。

術後のレントゲンです。
GBR後 ラインあり.jpg

まだまだ治療途中でこれからサイナスリフトという骨作りを計画していますが1回目の骨作りとしては大成功です。

今回のようにかなり骨がなくなってしまったケースでもいろいろなテクニックを使うことによりインプラントは多くのケースで可能になっています。

また治療が進んだら報告したいと思います。

インプラント・歯周病治療について詳しくはこちらへ ~日比谷歯科 歯周病治療インプラントセンター

2011年6月17日

今回は歯周病で溶けてしまった骨を再生させてインプラントをしたケースを紹介します。

まずは術前のCTから。
右上 GBR前.jpg

部位は右上4なんですがちょっとわかりにくいと思います。

左下の画像で歯がないところの骨が溶けています。

これは歯周病で抜歯しなければいけなかったんですが放置してしまったため周囲の骨まで溶かしてしまい骨が全くなくなってしまいました。

患者さんは諦めてインプラントをしに歯科医院へ行ったのですがそこでは骨がなさ過ぎてインプラントは難しいと言われたそうです。

もう1軒の歯科医院にも行きましたが結果は同じでした。

そこでいろいろHPを調べ当院へいらしたのですが確かに骨はなく簡単なケースではありませんでしたが骨は色々なテクニックと材料を使えば再生できる時代なので患者さんの希望通りインプラントをすることにしました。

まずは骨作りからスタートです。

骨を作り始めてから4ヵ月後のCTです。
右上4GBR後.jpg

わかりにくいので矢印をつけました。

術前と同じ場所を比べると骨が出来ているのがわかると思います。

ここでようやくインプラントを入れます。インプラント後のレントゲンです。

右上4インプラント 術後 パノラマ.jpg

インプラントの場所が比較的目立つ場所なので審美性を考えてインプラントは少し深めに入れています。

ここから約5ヶ月程度待ってから歯型を採りはじめ歯を入れていきますのでもう少し終了までは時間がかかります。

この間に次回は下のインプラントを入れます。

今回のようになくなった骨はほとんどのケースで再生できるようになりましたがその分、時間とお金が必要になってしまいます。

今回のケースでは骨作りという治療が追加でかかってしまいましたので期間も約2倍、金額も数万円追加になってしまいました・・・。

患者さんは痛みもなくちょっとグラグラしてただけだったので前の先生と相談して抜かずにしてきたそうですが駄目な歯を抜かないデメリットと言うものを知っていないと次の治療が大変になってしまいます。

患者さんはそのデメリットと言うものはわかっていませんでした。

ほとんどの患者さんはわからないと思うのでしょうがないのですが決して「抜かない先生=良い先生」というのは当てはまりませんので注意をしたほうがいいと思います。

次のことを考えて早めに手を打ったほうがいい場合もたくさんあります。

抜歯は誰でも嫌ですし、仮に私の歯が抜歯しなければいけない状況になったら本当にショックを受けると思います。

ただ必ず言えることは、私は治療計画を考えるときはどんな状態の患者さんでも自分の歯だと思って治療計画を考える・・・と言うことです。

インプラント・歯周病治療について詳しくは  ~日比谷歯科医院 インプラントセンター

2011年6月 2日

今日はインプラントと歯周病治療を行なったケースの経過をお見せしたいと思います。

初診から1年程度経過した状態です。

まずは初診のときのレントゲンです。
エムドゲイン前 初診.jpg

わかりにくいので骨の状況を赤いラインでマークしました。
エムドゲイン前 ラインあり.jpg

問題点はもちろん両サイドの奥歯がないということもありますが上の奥歯の歯周病の進行が進んでるということです。

この場合は歯周病がここだけ進行した理由があって下の一番奥がないのでその手前に負担がかかりすぎてしまい上の歯が負けてしまい歯周病が進行してしまったのです。

そういう理由なので歯周病の治療ももちろん必要ですが奥歯を入れるということも必要条件になってます。

このケースではインプラントを選択しました。
 
途中経過のレントゲンです。
エムドゲイン後.jpg

レントゲンの左上の骨が再生してるのがお分かりでしょうか?(実際は患者さんの右上の歯になります)

まだ治療途中なので下のインプラントは1本しかありませんがこれからインプラントを入れていきます。

今回のようにたかが奥歯1本ですが気付かないうちに大きな変化が起こっていることも珍しくありません。

奥歯1本くらいなくても食事をすることに関してはほとんど不自由はありませんが自分で気付かないところで何かか起こっていることは少なくないのです。

症状が出てしまったときには治療も大掛かりになってしまいます。

今回はまだ抜歯まではいきませんでしたが歯周再生治療(エムドゲイン)をしなければ抜歯の可能性もあったでしょう・・・。

歯は『たかが1本・・・』とは思ってはいけません。

必ずバランスが崩れてほかの歯に負担がかかります。

歯周病、インプラントについて詳しくはこちらへ~日比谷歯科医院

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日比谷歯科 院長: 船木 弘

日比谷歯科
院長: 船木 弘

私たちが一番に心がけているのは、十分な説明を行ない、正しく納得していただいてから治療を行うこと。
自分の身体のことなのに、何されているか分からない。とても怖いことではありませんか。 私が治療を受けるとしたら、やはりシッカリ説明を聞いてから治療を受けたいですね。

患者さんのことを本気で考え、まるで自分の歯を治療するように接する。医師として当たり前のことだと考えています。